全ての研修が終わりました


12/13(3日目)21時00分

 3日間の長いようで、あっという間だった研修も終わりました。個人的に一番心に残っているのは2日目に行った産総研(産業技術総合研究所)です。AIST―CUBEと地質標本館に分かれていましたが、それぞれに思い出があります。
 AIST―CUBEは、産総研がこれまでに開発した技術などがパネル形式で示されていました。その中でも私が一番興味深く感じたのは、産総研が関わっている東京臨海脱炭素共同研究についてです。太陽光発電とグリーン水素を使った燃料電池と組み合わせることで安定して電力を供給できるシステムを構築しているとのことでした。このシステムが広く普及すれば、政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの目標も達成できるのではないかと思いました。
 地質標本館は、とても興味深い展示がたくさんありました。その中でも3つを紹介します。         1つ目は、エントランスの天井にあった地球内部から見た日本列島です。天井からたくさんの球体がつり下げられており、これは地震の震源を示しています。その高さで震源の深さを、その大きさで地震の規模を表現していました。2つ目は、富士山の模型です。ボタンを押すと富士山の断面図が出てきて富士山は何重にも重なっているので、ここまでの高さになっているということを説明していただきました。3つ目は、地震計です。見学中に発生した青森県での余震の揺れを検知し、実際に地震計の波が揺れているところを目撃することができました。
 その他にも私たちの班は、「清水建設 温故創新の森NOVARE 」「JAXA」「国立科学博物館」「日本科学未来館」にも行き、他の班は「東京都医学総合研究所」「理化学研究所」「NIMS(物質材料研究機構)」「サイバーダインスタジオ」「バイオリソースセンター」にも訪問させていただきました。
 最後になりましたが、今回訪れた研修先の方々や2泊宿泊させていただいた住庄ほてるの方々、移動に使わせていただいた公共交通機関の関係者の方々や同行していただいた高岡さんをはじめJTBの方々、引率してくださった先生方などたくさんの方々のおかげでとても充実した研修に行くことができました。本当にありがとうございました。
 
                
                (虎党) 


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